神谷厚生さんのエッセー
みどりのエッセー賞、優秀作1編、佳作2編決定
 大阪の街を花と緑でいっぱいにしよう-と産経新聞社と関西テレビが提唱する「グリーンプログラム21」(みどり基金)が、緑化推進に役立つアイデア「みどりのエッセー賞」を募集したところ、大学生や主婦らから活発な提案が寄せられ、このほど優秀作1編、佳作2編が決定しました。内容を紹介します。
    ◇佳作 「コンクリートを芝生に替えます」 賞金5万円
                  神谷 厚生さん 67歳(京都府長岡京市)
 白球を追う甲子園児の躍動感と芝生の美しさに初めて接して以来すっかり芝生のファンになりました。綺麗に手入れをされた芝生を眺めていると心が洗われます。

 一般家庭ではガーデニングの脇役として採用されている例が多いですがデザイン次第では立派な主役にもなります。現在では約300種以上の芝生が市販されています。主に観賞用に適しているもの、踏圧に強いもの、斜面の崩壊防止に適しているものなどさまざまです。

 芝生の葉の総面積は栽培面積の10倍以上になります。その蒸散作用による温度の低減効果は極めて顕著なので温暖化防止に大きな働きをします。

 通常芝生の育成には土を深さ20㎝以上耕すよう解説がされています。しかしこれでは育成場所が限定されます。もっと簡単に芝生の育成ができないものかと各種の育成基盤を試作しました。

 試作品の中でお米のモミガラを厚み3㎝に育成した板状のもので芝生を育ててみたところ、適度の通気性、保水性、排水性があり、日本芝、西洋芝とも元気に育つことが分かりました。下地はコンクリートでもアスファルトでも問題ありません。その上に置くだけでミドリの芝生に変わります。アプローチ、ベランダ、屋上などの他僅かな空間を簡単に緑地にすることが出来ます。1枚の大きさがほぼ30cm角なので移設も手軽ですし部分的にダメージがあってもそこだけを簡単に置き換えることが出来ます。基盤は簡単にナイフで裁断が出来ますので変形した場所でも施工は簡単です。土を殆ど使いませんので害虫や病気の影響は無く極めて清潔です。

 我が家ではコンクリート製のガレージの上に数年前からモミガラ基盤の芝生を敷いています。施工する以前は真夏にシャッターを開けると熱気のためしばらくは中に入れない状態でしたが芝生を敷いてからはまるで地下道の中のようにヒンヤリしています。モミガラは保温効果もあるので冬は冷気を遮断してくれます。

 大阪中のコンクリートやアスファルトをシバフで覆いませんか?
神谷さん、みどりのエッセイ賞受賞、おめでとうございます。
芝生は好きですが、雑草には苦労しています。
これからの季節は特にそうです。雑草の生えない芝生はありがたいですよ。藤田